ライターズ・ジャーナルとは何か
ライターズ・ジャーナルを始めてみてとても楽しく、日本語のサイトがあまりないようだったので、自分の分かる範囲で紹介してみようと思いました。
似たようなことをやっている人は多いと思いますが、どんな名前で呼ばれているのか分かりません。
これからまとめることは、私が受けた授業の内容と、インターネットで調べたことです(Writer's Journalで検索すればたくさんのサイトがヒットします)。
・ライターズ・ジャーナルとは
その名の通り、物を書く人がつける(と役に立つ)日記であります。
日々自分にとって印象的だったことを中心に書き留めていって、後で何かを書くときに利用できるようにします。
もしあなたが小説を書く人なら、出会った人やその日の天気や食べた料理などを描写しておけば、後々小説に登場させられるかもしれません。
書くものが違えば、ジャーナルに書き留める内容も変わってくるでしょう。小説を書く人とはまた異なった興味関心をお持ちだと思います。
なので基本方針は「自分が意味のあると感じたことをメモしておく」ということで良いと思います。
自分の心に触れたものは、きっといつか誰かの心に触れる、と私の先生は言っていました。
・ジャーナルをつけるコツ
「忘れないように」書くのではなく、「覚えていること」を書けばよいので、何かを焦って書き留める必要はありません。
自然と頭に残ったことが、あなたにとって意味のあることだからです。
視覚だけでなく、五感全てを使って記録することがおもしろい記録のポイントです。
夢を記録する人も多いですが、夢の中では何でもすごいアイデアのように感じてしまうので注意しましょう。
もし紫色の家が歩いている夢を見たら、記録すべきは夢で見た家の様子であって、それが歩いていたことではありません。
写真を撮るのも良い方法ですが、必ず文章で記録するようにしましょう。
・何を書くかの例
いつでもお天気を記録する(ただし気づいたときだけ)
外に出て、○○な物(青い物、丸い物など)を10個記録する
帰り道で見かけた帽子をかぶっている人を全員記録する
など…自分の目についたもの、心に留まったことだけを正直に記録できるようにいろんなゲームをしてみるといいみたいです。
・継続するコツ
毎日書く必要はありませんが、もし早く分量を増やしたいなら、「毎日お昼休みに10分間、目についたものを記録する」などのルールを設けるのも良いかもしれません。
他にも、ネットで見かけた続けるコツをご紹介します。
フリー・ライティングをしてみる(時間を計ってノンストップで書き続ける)
ネットや本から書き出しを持ってきて、それに続けて書く
音楽に合わせて書いてみる
別の視点を試す
「本当にあった話」を記録する
など、私が習った書き方とは違いますが、楽しくジャーナルをつけるためのヒントがたくさんあります。
楽しく続けられれば何を書いてもいいのではないでしょうか。
拙い説明ですが、私が分かっているのはこれだけです。
本当にいろんなやり方があって、何を書いてもいいので、この記事が何かの役に立つとしたら、誰かが何かを書き始めるきっかけになるということだけです。
ジャーナルをつけるのは、泥んこ遊びの泥を生み出すための作業だということです。
楽しく泥を集められたらいいですね。