昨日よりちょっといい日

統合失調症でも昨日より今日がちょっと良くなるように、日々実験した結果を書いていくブログ、にしようと思いましたがこのありさまです。

統合失調症の治療ポイント(本の紹介)

母親が読んで気に入った本を勧められました。

基本的にはお医者さん向けの本なので全部読めたわけではありませんが、いい本だったと思います。

 

 

統合失調症の治療ポイント:14の治癒例を通しての理解

統合失調症の治療ポイント:14の治癒例を通しての理解

 

 

治療が成功した例を挙げて、どうすれば治療がうまくいくのか説明してくれます。

統合失調症のブログとかを読んでいたら治らないケースが多いので、寛解した例ばかり挙げてあるのはよいものです。お医者さんや研究者に復帰できた人もいます。

でも例を見たら、幻聴がありながらも受け入れて働いてる、とかなので、この本の基準では私はもう寛解しているのか?と思いました。

 

でも毎日つらくて仕事はできないし、どうなっているのだろう。

昨日は、毎日が嫌になってもう死にたいと思っていました。

これくらいのつらさは、この本の著者の診断ではもう病気とは言えないのではないかと思います。

自分のつらさはなんなんだろう。原因がなさすぎて、気のせいなんじゃないかと思えます。

病院では陰性症状と言われますが、そういうものはこの本ではあまり扱われていませんでした。

 

本を読んだら、私の場合はとても早期に病院にかかれたのだと分かりました。

もっと重い人たちが治っているので、私も治るかもしれません。

でもなんかすっきりしないのはなんでだろう〜。

 

治療のポイントとしては、順調な治療に必要なのはいい医者と、家族のサポートと、なにより本人の治療への意欲だということでした。

統合失調症の人は病識がなかったり、嫌になって諦めたりして治療への意欲がなくなりやすいようです。

私は治したい気持ちは強いし、家族は全力で支えてくれるし、お医者さんも悪くないと思うので、治る可能性があると思っていいのでしょうか…。

 

この本は当事者が読むにはちょっと難しく、事例だけ拾い読みするとか、気になるところだけ読むのがいいと思います。

ご家族が読んでくれたら、理解が深まりそうです。